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ごま書房新社から 「驚異のチキンパワー 超チキンスープ健康法」が発売

超チキンスープは体を温める  超チキンスープ健康法より引用

「超チキンスープは体を温める」
「熱いスープが体を温めるのは当たり前じゃないか」と言われてしまいそうですが
体を温めるだけなら熱いお茶でもいいじゃないか、と思う人もいるでしょう。
ところが、そうではないのです。お茶はほどはどならよいのですが、
たくさん飲むと逆に体を冷やしてしまう効果があるのです。
このなぞを解くには、食べ物の「五性」について理解しなければなりません。
「五性」というのは、中国薬膳料理の基本的な考え方です。
「性」とは性質のこと。食べ物にはどれも、五つの性質がある、というものです。
薬膳にのっとった分類なので、薬性と言ってもよいでしょう。

食べ物には体を温める性質のものと冷やす性質のものとがあります。
伝統的に知られているものもあります。
たとえば、よく「秋ナスは嫁に食わすな」と言われます。
秋に出回るナスといえば、旬のもので、ナスのうちでももっともおいしいものです。
「嫁に食わすな」などと言うと、ナスの薬性は「涼」体を冷やす働きがあるからです。
「おいしい秋ナスをお腹いっぱい食べたりしたら、
体が冷えてよい赤ちゃんが産めなくなってしまう」そんな心配が含まれている言葉なのです。

熱、温性の食べ物は、体を温め、かつ興奮作用があります。
貧血や冷え性の人は、このタイプの食べ物をとるようにすると、症状がよくなります。
また、寒い冬には体を温める食べ物をメニューに取り入れるとよいのです。
涼、寒性の食べ物は、体を冷やしたり、鎮静、消炎の作用があります。
陽性体質の人は、心がけて食べるとよいでしょう。
暑い夏には涼性の食べ物をとれば、それだけで暑さをしのぎやすくなります。
自然界というのは、うまくできていて、秋から冬にかけて、大地が凍てつく季節には、
根菜類やイモ類をはじめ、サケなどの魚類まで、温、熱性の食べ物がたくさんとれます。
初夏から盛夏にかけては、キュウリ、トマト、スイカをはじめとして、
水分を補給し、体を冷やす野菜や果物がたわわに実ります。
平性というのは、寒、熱のどちらにも属さない食べ物です。
お米や大豆。だから、体を冷やしも温めもしないお米を主食が当てはまります。

涼の性質を持つナスでも、炒めたり蒸したりして温めて食べれば、
温の性質を持たせることができます。
いっぽう、もともと涼、寒の性質の食べ物を冷やして調理すると、
いっそう体を冷やすことになります。

ダイエットと称して生野菜のサラダだけ大量に食べる若い女性がいますが、
これがナンセンスなのは、栄養が偏るからだけではありません。
涼、寒性の野菜をさらに冷たくして食べるので、
女性の大敵の冷え性を自分で招いているようなものだからなのです。
超チキンスープの薬性は ニワトリの肉は温性であり
女性にとって不足がちな良質のタンパク質が摂取できます。


はじまりは
170年以上前にバッキンガム宮殿のコック長だったBRAND氏が  
イギリス国王ジョージ4世の健康のために作った栄養豊かなチキンスープです。

その後、長年の改良、研究を経て 世界中で愛される健康滋養食品になりました


漢方のイナイ 
薬剤師 稲井孝至先生が
チキンエッセンスを応援しています